Blockblog

早く会計士になりたい

為替レートについて

勉強していることをそのままアウトプットとして書きます。全然間違っているかもしれないです。ご了承ください。

 

まず、外貨の売買において基準となるのがTTM(仲値)です。このTTMは、各金融機関が任意に設定しています。TTMは、午前10時ごろに発表され、よほど大きな変動がない限り、1日の中で変更されません。

そしてこのTTMに各金融機関が設定した手数料が加えられて、TTS,TTMが計算されます。手数料は、金融機関の利益となります。

 

TTS(電信売)…金融機関が個人に外貨を売る際のレートです。つまり、個人が円→ドルにしたいときのレートです。TTMに手数料をプラスした金額となる。

 

TTB(電信買)…金融機関が個人から外貨を買い取る際のレートです。個人がドル→円にしたいときのレートです。TTMから手数料を差し引いた金額がTTBとなる。

 

ここからは、企業会計についてです。会計基準には載っておらず、法人税法の規定に基づいています。

外貨建取引の円換算は、原則としてTTMで換算します。ただし、継続適用を条件として、売上・その他の収益・資産については、TTBによることができます。一方で、仕入・その他費用・負債については、TTSによることができます。いずれにしても、原則は、TTMです。